小林、しっかりしろ!!
秋の天皇賞が終わりました。下馬評通り3強の叩き合いになり、レースとしては昨年に続いて素晴らしい内容だったと思います。
僕の予想は8月末から土曜の朝までは◎エフフォーリアと決めていたのですが、土曜の夕方にカレンブーケドールに変更。理由としては追い切り過程、動きの良さと地力、何より離れた4番人気という期待値の高さだったんですが、この時点で僕が今までテレビで打っていた◎の信念とはかけ離れた邪道予想でした。しかも「GⅠで3連複5倍未満は来ない」というジンクスも昨年のJCで破られていたのを番組冒頭の見栄晴さんとヒロシさんのやり取りで思い出す始末。「あ、これは3強の3連複1万追加しなきゃ」ととっさに考えるも、リモート出演で本番中に画面外でスタッフにお願いすることもできず時すでに遅し。これも痛風になってしまった自分自身の体調管理の甘さが招いたもので、やはり懸念通りの結果となってしまいました。カレンブーケドールはいくら3強とほとんど実績の差は無いとはいえ、2年ぶりの2000m出走に加え、好枠を引いた3強に対して14番という不利な枠。3着狙いでもかなり可能性は低く、これはかなり恥ずかしいクソ予想でした。
普通であれば◎エフフォーリアからコントレイル、グランアレグリア、カレンブーケドールへの3連単6点を本線に、3連複はペルシアンナイトを加えた6点を押さえにして、2万→10万に出来ていた一戦。
3強の序列分析が完璧で、しかもエフフォーリアが3番人気の時点で王道の予想でも十分期待値が見込めたのは明白でした。
レース後はエフフォーリアの完勝と、それに食らいついたコントレイル、グランアレグリアの強さを見て大ショック。カレンブーケドールの戸崎騎手が思っていた通りの乗り方をしてくれたのだけがわずかな心の救いでした。
それにしてもこんなひどい予想をしているようでは予想TVでの成績が低迷するのも自業自得。自分を律して気を引き締めないと、いよいよテレビで予想を披露する資格を失ってしまいかねません。
幸い、プライベートの成績は好調をキープしていますので、残りのシーズンはこういうクソ予想を少しでも減らせるよう、心技体を充実させて汚名を返上できるように頑張ります!
2週連続YouTubeに出演しました!
読者の皆様、ご無沙汰しております。筆不精で、10月にして今年の初投稿になってしまいました。
今年の前半はとにかく予想TVが絶不調で、3月の時点で2012年の悪夢を思い出し、予想通りというべきか、桜花賞、皐月賞ともに◎が不利を受ける始末。オークスはトラックバイアスに殺され、ダービーはハナ差で大金を逃す悪夢のような春シーズンでした。
サマーシリーズは何とかプラスで終わり、今秋からはいける!と思っていたのですが...。
セントライト記念はトラックバイアスに殺され、オールカマーもトラックバイアス読み違いで撃沈。神戸新聞杯は36年ぶりの不良馬場。昨年まで32年連続で良馬場で行われていたレースで、ダービー馬が馬券圏外に沈むという特殊なレースに。スプリンターズSもビアンフェが控えてスローになるという読みは当たっていましたが、ダノンスマッシュが謎の失速で敗退し、指数1位タイのセントウルS上位2頭で決着という何とも言えない結果になりました。
秋華賞週、菊花賞週はテレビはお休みでYouTubeに出演。
秋華賞週は「水上学のKEIBA大学」に出演させていただきました。相変わらず水上さんの回しぶりはスムーズで、非常にやりやすい収録でしたが、水曜午前の時点での予想だけに◎スルーセブンシーズと振り回した予想を出しました。最終的には追い切りの詳細分析、枠順、馬場傾向、北西からの強風という条件を総合的に勘案し、◎アカイトリノムスメ、○ファインルージュ、アンドヴァラナウトという予想になりました。ただこの予想も僕がお話させていただいてきた内容を振り返れば至極真っ当なもので、「オークスは外断然有利の馬場」で内を回ってただ一頭好走したアカイトリノムスメが春の勢力では地力断然。後は両トライアルを好内容で完勝した2頭が続くという非常に順当な結果でした。ソダシは歯が折れた等のアクシデントがあったようですが、札幌記念は52キロの軽量に加えて、最初と最後の直線が追い風。今回は55キロで最初と最後の直線が強い向かい風で、スタミナを問われるレースになったのが敗因と見ています。思えば1週前追い切りでも坂路で800m50.2秒の時計こそ出していましたが、かなり折り合いを欠く場面もあり、気性にかなり難しい面を抱えている馬で、好走するには条件が嚙み合わないと難しい馬なのかもしれません。
今週、菊花賞週はウマニティのスガダイさんの動画に出演させていただきました。業界一やかましい方が入ったおかげで、打ち合わせから終了まで3時間超の長丁場に。ただ、疲れも忘れるほど楽しくやらせていただきました。火曜時点での予想ですが、枠順や馬場状態で評価が変わる馬の話も毒を交えながら解説させていただいているので、ぜひぜひご視聴ください!
秋華賞~天皇賞
2020年の秋競馬、JRAでは3週連続で大記録が達成されるという歴史的な年となりました。ただ、諸手を挙げて「スゴイ!」と言うのには抵抗があるのも事実。やはり競馬、特に日本の競馬は平均観客数ぶっちぎりの世界一で行われて来たわけで、過去の名馬とジョッキーたちはいずれも大観衆による大歓声やプレッシャーを受けながら結果を出した点は軽視できません。もちろんこの3頭の偉業が恵まれただけと言うつもりはありませんが、個人的には同様に、過去の名馬の足跡も称え続けたいと思っています。
さて、この3週はすべて競馬予想TVには出演する機会がありませんでしたが、馬券はすべて参加しました。
まずは秋華賞。戦前はあまり買う気が無かったのですが、調教の良さに加え、外枠に泣いた前走から一転して内枠を引いたウインマイティーから5万円の勝負に出ました。結果は惜しい場面も一切なく、3番人気で9着と敗退。ハイペースに加えて内が全滅のトラックバイアスが主たる敗因でしょうが、逃げたマルターズティオサが7着と健闘している以上、言い訳の出来ない完敗でした。
続いて菊花賞。この週は久しぶりにウマニティのスガダイさんの動画に出演させていただきました。◎は普通にコントレイル。火曜日の収録ということで抽選対象馬がいましたが、僕が2番手に推奨したアリストテレスもその一頭。ただ、個人的には「抽選ではじかれるはずがない」という確信めいたものはありました。推奨理由は動画内で話した通りで、コントレイルには競り負けてしまいましたが、まさに初めての強敵相手で覚醒したかのような走りを見せてくれました。当日の最終予想はヴェルトライゼンデを無印に落とし、ブラックホール、ロバートソンキー、ターキッシュパレスをヒモに追加。結果的には◎1着、相手が2.3.4.5.6.14着と、ターキッシュパレス以外はすべて上位独占でした。ただ、買った馬券は馬連のみ3万円で、当てた馬券は画像の馬券のみ。2、3番人気無印だけにかなりもったいない買い方になってしまいました。
最後は天皇賞。アーモンドアイが1.4倍の断然人気でしたが、中間の追い切り分析や馬場状態を考慮した結果、昨年よりややパフォーマンスを落としそうという結論に。ただ、万が一安田記念までパフォーマンスを落としたと仮定しても、負かす力があるのは2頭のみという分析でしたので、印としては○評価も馬券はすべてアーモンドアイ絡みでした。◎はクロノジェネシス。僕的には誰よりも早く素質を見抜いていたのに馬券での相性は最悪という、好きだけど嫌いな馬(笑)。馬券はこの2頭を1、2着に置いた3連単フォーメーションが本線で、断然の▲にフィエールマン。抑え馬券に◎○の馬連と、◎○▲の3連複を1点ずつ、計10万円の勝負に出ました!結果は先に抜け出したアーモンドアイにクロノジェネシスが徐々に迫り、その後ろからフィエールマンが差してくるシビれる展開に。ウン十万勝ち!と思ったのは一瞬で、結局画像の通り的中したのは3連複のみで、約5千円勝ちという悔しい結果になってしまいました。このレースも3番人気のダノンキングリーが自信の無印だっただけに、資金の1/3近くを回さざるを得ない抑えの馬連が余計でした。それにしてもフィエールマン騎乗の福永騎手の騎乗は完璧。向正面強めの向かい風、直線追い風というシチュエーションだっただけに、前半はロスなく折り合いに専念→直線勝負が大正解のレースでした。
馬券ベタ、博才の無さは相変わらずですが、今後とも才能の無さを補うべく、努力し続けたいと思っています。
日本もいいけど世界もね💛(笑)
今年も憂鬱な「宝塚記念週」が終わりました。あの結果ならば◎サートゥルナーリアで「逆神+1番人気クラッシャー」の仕事をするべきだったのでしょうが、やはり「宝塚のルメちゃん」を本命にはできませんでした。レースは15時前のスコールが凄かったようで、稍重とは名ばかりの完全な道悪馬場。クロノジェネシスの強さはきちんと称えつつ、4着で勝ち馬から2.1秒差、9着で3.1秒差、14着で4.1秒差という異常な着差が示す通り、あのような特殊な馬場の巧拙が大きく結果を左右した異常レースという評価が妥当でしょう。もちろんプライベート馬券は8年連続の不参加。たぶんテレビで1度でも当たらない限り、死ぬまで買わないレースになると思われます。宝塚歌劇団の公演でも観に行けば、もしかしたら当たるようになるんですかね?(笑)
冗談はさておき、事後報告になってしまいますが、「ウマニティ」のスガダイさんの動画に出演させていただきました。久々のスガダイさんと岡田大さんとのやりとりはとても楽しく、スガダイさんの相変わらずの視点や分析の鋭さに刺激を受け、自分も褌を絞め直しました。ちなみに15万オーバーものご視聴をいただき、本当にありがとうございました。実際は僕の人気でもなんでもなく、前週にスガダイさんが函館SSで挙げた3頭がワンツースリー、ダート予想界の絶対王者、nigeさんがユニコーンSで◎1着、○2着、4番手のケンシンコウが3着というドえらい神回の次週だったというのが大きかったです。YouTubeのウマニティチャンネルでこの神回はいつでも視聴できますので、興味のある方はぜひ御覧になってみてください!
7/5にイギリスで行われたエクリプスSは7頭立てながら見応えたっぷりの素晴らしいレースでした。馬券はほとんど買う気は無かったのですが、さすがに今回のオッズは妙味十分と見て購入。ほぼガイヤースが負けることは無いと見ていましたが、予算が余ったためにエネイブル頭も3点付け足しましたが、余計な馬券でした(^^;)
レースはガイヤースの単騎逃げで淡々と進み、直線は虎視眈々と脚を溜めていたジャパンが並びかけてくるシビれる展開に。外からエネイブルも伸びて来ましたが、15m近い上り坂を物ともせず、ラスト1ハロンはガイヤースが突き放す完勝でした。凱旋門賞は昨年の大敗が示す通り、道悪になったらノーチャンスというタイプに見えますが、逆に有馬記念なら普通に勝ってしまいそうな気もします。
コロナ禍で競馬の世界もなかなか国際交流は難しい現状だとは思いますが、ガイヤースの来日やカフェファラオのアメリカ遠征は見てみたいですね!そのカフェファラオ、今週の大井に出走予定ですが、個人的にはあの厳しい競馬をした後、中1週半で使うレースでは無いと思うのですが…。結果はともかく、これだけの逸材が壊れない事を祈るのみです。
「馬券の教科書」必読です!
本来ならダービー後に当たっても外れても購入馬券を載せて更新するつもりでしたが、まさかの緊急入院などがあり、ルーティンワークが溜まりに溜まってしまい、更新できずに申し訳ありません。ちなみに腹痛で朦朧としながら購入したダービーは、もちろんきっちりハズレました。ホームページからいただいたメールのお返事も返せていませんが、今週は地獄のような過密日程の一週間ですので、申し訳ありませんがどうかもうしばらくお待ちください。
さて、表題は僭越ながら単行本の帯を書かせていただいた出川塁氏の最新刊。これは完全なる個人的感想ですが、何度も一緒に仕事させてもらっている僕から見て、彼は日本一の競馬ライターだと思っている非常に優秀な人物。「彼のように人の話を理解する力、人に想いを伝える力、それらを的確に文章にする能力があれば書く仕事も楽しいだろうな」と尊敬の念を抱いています。詳しい内容はぜひとも購入してじっくり読んでいただきたいのですが、帯にもある「BTメーター」とは、簡単に言えばこの競馬場、この距離でタイム(馬場状態)によって狙える血統を視覚的にわかりやすく示したもの。本日ユニコーンSが行われましたが、東京ダート1600のページを開いてみると、11番人気で3着に入り波乱の立役者となったケンシンコウの父、パイロのメーターがきっちり高速ゾーンに。1、2着はダートの本場、米国産、米国繋養種牡馬(デュードヴァンの父、Declaration of Warは現在は日本繋養 ) で掲載対象外の実力馬だけに、この本を参考にして的中された方も多いのでは、と思いました。
本来は先週の発売日前に紹介する予定だったんですが、冒頭にも書いた通り時間がなく、発売後になってしまったのは残念でしたが、BTメーターはJRA61コース分掲載されているので、来週からでも十分使えると思います。興味を持たれた方は僕の写真の部分を隠して、レジに持って行ってください。どうしても店員さんに小林の顔写真を見られるのが恥ずかしいという方は(笑)ネットでご購入ください。
いよいよダービーです!
コロナ禍で日本全体が五里霧中の中、いつまで競馬が続けられるのか…と心配していましたが、今年もどうやら予定通りにダービーを迎えることが出来そうで、競馬ファンとしては素直に嬉しいです。
先週のオークスは、懸念していたデアリングタクトの馬体減りが無かった以上は◎にすべきでしたが、思った以上の一本被りを嫌い、適当に穴を狙う悪いクセが出てしまってあっさりハズレ。13番人気のウインマイティーが波乱の立役者になったわけですが、実は意外と指数が高くて気になっていた馬。4位タイで、2000m以上ではトップの指数でした。テレビ出演が無くてヤル気のないGⅠの場合は全馬の調教をチェックしないこともあり、この馬もそうなってしまった一頭。後で1週前、最終追いをチェックしましたが、十分本命にできたと反省しました。こうやって手抜きして間違った結論を出してしまうのが一番ショックなのですが、まさに「自業自得」とはこういうことなだけに、自分の甘さを痛感させられます。
今年は実に11年ぶりに競馬予想TVに出演しないダービー。寂しい限りです。テレビでの成績不振が招いた結果なのでしょうが、こればかりは自分ではどうしようもないだけに仕方ありません。
もちろんダービーは特別なレースなので、全馬の戦歴から調教までくまなくチェックして、悔いの無い予想をして結果的に当てられたら最高です。毎年、現地で生観戦していましたが、今年はそれも叶わず…。 皆様も今年はテレビ観戦になると思われますが、お互い予想からレース、できれば当ててレース後まで、目一杯楽しみましょう!!
猫も杓子も「風が」と騒いでます
春の天皇賞はフィエールマンが見事に連覇しましたね。「人気薄の北村友一騎手」に完璧に乗られたとはいえ、ハナ差2着のスティッフェリオが無印では僕の予想は完敗でした。やはり今の時代、3200mの大レースというのは完全に年一の特殊レースになっており、なかなかこういう馬の激走を戦歴から事前に見抜くのは難しいです。そんな中、同じく◎フィエールマンだった夏目氏がしっかり3連複を当てているのは素晴らしいです。
さて、4月の最終週は東京、京都とも強風が吹き、特に日曜の東京は凄かったです。ただ、僕が競馬を見始めた30年以上前、もっと言えばその昔から競馬開催日に強風が吹いていたことはいくらでもあったわけで、ここに来て競馬番組で「向かい風がー」とか「追い風がー」とか話しているのを見るにつけ、思わずクスッとしてしまうのは私だけでしょうか。もっともらしい事を言っているのですが、30年近く「競馬における風」を観察、分析している僕の立場からすると、偉そうに聞こえるかも知れませんが「分かってないな」と思うことがほとんどで、まだまだ僕のアドバンテージは大きいと安心しているところです。
あまり手の内を明かす気はありませんが、一つだけ大事なことを。競馬において、馬群の中に居れば「風除け」の効果はあるのかという点ですが、基本的には皆さんが想像しているような風除け効果は無いと思われます。
その根拠はいくつかあるのですが、わかりやすい話として、強風の日でも逃げ切りが多発する日がある事。風除け効果が大きいのであれば、当然強風の日に風を切って先頭を走る馬は馬群の中にいる馬に比べて明らかに不利なはずであり、軒並み馬群に沈んでもおかしくないわけで、これは矛盾しています。
それを科学的に証明してくれたのが、2年前の平昌五輪時にいくつかのテレビ番組で特集されていた「スピードスケートのパシュート競技における空気抵抗」。3人の選手が縦に連なって進む競技ですが、「前の選手から左右に40センチずれると、1人で滑るのと変わらない空気抵抗を受けることが判明」という話を聞いて、大いに納得できました。そもそもスビードスケートでは前の選手にピッタリくっ付くのに加え、日本チームの場合は手足のフォームまで揃えています。競馬はそもそも各々が真っ直ぐ走ることすら難しい上に、フォームを揃えるというのは実質不可能です。さらにいえば騎手の頭の高さすら揃っていないので、ほぼ全馬がある程度の空気抵抗を受けていると見て差し支えないでしょう。
したがって馬群からはみ出ていたかどうかをつぶさに観察するのが全く無意味だとまでは言いませんが、風の強さや向きによって「時計やラップタイムにどの程度影響したか」を分析するのが最も大事です。
正しい分析が出来ていれば、画像のような馬券も理詰めで獲る事が可能なので、決して労を惜しまず、決して手を抜かず、これからも競馬分析を愚直に続けていきたいと思っています。
◎ガロアクリークでした…
皆様、ご無沙汰しております。忙しさにかまけて、3か月ぶりの更新となってしまいました。
コロナ禍でまさかの事態が続いていますが、他の産業に比べれば無観客とはいえ開催を続けられている競馬はかなり恵まれた状況だけに、僕のように末端で関っている身としても感謝しつつ、身が引き締まる思いで毎日を過ごしています。
桜花賞は◎デアリングタクトが勝ち、〇レシステンシアが2着。「この馬は相当強い」と絶賛したスマイルカナが3着と結果的には完璧な予想でしたが、プライベート馬券は1円も購入せず。予想TVでも話しましたが、デアリングタクトは正直、雨馬場不向きの可能性が大いにあると思っていただけに、あの雨と馬場状態では全く自信がなかっただけに仕方ありません。
皐月賞は表題の通り◎ガロアクリークが3着で当たりました。払い戻しが40万を超えるように購入していたのですが、恒例行事ともいえるオッズダウンで、締切2分前までずっと100倍超だった3連複は、最終的に91.5倍。せめて発走前に確定オッズを出してくれれば「仕方ない」と納得できるのですが…。
気を取り直してガロアクリークを本命にした理由ですが、もちろん「調教が良かったから」ではありません(笑)。正確に言えばもちろんそれも一つの要因ではあるのですが、最大の理由はもちろん能力指数とそれの推移。今年のスプリングSはメンバー手薄の中、ノーザンF陣営の使い分けでヴェルトライゼンデに勝たせたかったレース。結果は「弱面子相手に取りこぼした」と思われていましたが、それは大きな間違い。実際は「想定外に勝ち馬が強すぎただけで、ヴェルトライゼンデは力負け」だったのです。ガロアクリークは新馬戦の43から一戦毎に指数を上げ続け、前走は72という高指数をマーク。これはトップのコントレイルに次いで、サリオスと並ぶメンバー中2位タイの指数でした。逆に「3強」の一角とされていたサトノフラッグの弥生賞は指数68どまりで、このレースは世間の評価とは逆に低レベルレース。ここは明らかにチャンスレースでした。
今シーズンはTV不出演のGⅠレースが大幅プラスで、完璧な的中の桜花賞も雨を警戒して小額投資で少額回収止まり。もうそういう年だと思って割り切るしかないですね(T_T)。とはいえ指数トップタイの3頭が1、2、3着しながら大ハズレという大阪杯のように、僕がヘタクソすぎるだけで指数の精度は確かですので、そちらで今後とも皆さんのお役に立てれば幸いです。
コロナ収束が未だに見通せない現状ですが、「誰でも人に感染させてしまう可能性がある」ということをひとりひとりが肝に銘じて、感染拡大防止に努めていきましょう!
リスグラシューおめでとう!
読者の皆様、あけましておめでとうございます。今年もテレビでは話せない(話させてもらえない笑)レース回顧や個人的なことをできるだけ多く書いていけたら、と思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。
香港の次は有馬記念の振り返りを。テレビではまたもやハズレてしまいましたが、実は12月13日発売の「競馬の天才!」誌での僕の見解が恐ろしいくらい完璧でした。「今、日本で一番強い馬はリスグラシュー」に始まり、実際に出走した14頭(アーモンドアイ、スティッフェリオ以外)について触れ、「買い」対象としたのはリスグラシューのほかに、サートゥルナーリア、ワールドプレミア、スカ―レットカラーの4頭のみ。しかもワールドプレミアに至っては、「ハイペース濃厚でいかにも武豊騎手らしい展開読みがハマって後ろから突っ込んで来そう」とまるで予言者のような神がかった内容の記事でした。
ただ、その空気を一変させたのはアーモンドアイの電撃出走。実は取材時にも出走の可能性はあったので、雑誌でも少しは触れていたのですが、本当に出走してくるとは11月末時点では9割方思っていなかったのも事実です。
そしてご存じの通り、テレビでは◎リスグラシューは不動も、馬券的には○アーモンドアイとも心中する形を取りまさかの大惨敗。今まで明らかに仕上がり途上だった新馬戦を除けば実質無敗だったアーモンドアイに対し、「リスグラシュー以外には負けないだろう」と思考停止に陥っていなかったかと、しばらく寝ても覚めてもそればっかり考えてしまっていました。
確かに昨年のJCは勝ちましたが、2400m戦ながら上がり1600mが1.32.4という特殊なレースで、僕が再三指摘していた 「マイラー資質がなければ来れなかったレース」であり、それ自体で距離をこなしたとは全く評価していませんでした。ただ、一昨年のオークスの内容が悪くなかっただけに、「距離は大丈夫だろう」と思ってしまった感は否めません。
レース当日は北風が徐々に強まり、10レース前にはすでに雨がパラつき始める状態に。向かい風に加えて馬場も悪く、かなりスタミナを要するレースになりそうなのはほぼ間違いない状況で、そこで「アーモンドアイはもしかしたら危ないかも…」という考えが初めてよぎり、外した馬券を押さえる決断をしました。
最終的なプライベート馬券は画像の通りで、壮大なガミになっているのは締切間際に馬連を10万買い足すという暴挙の産物。いろんな意味で自分の至らなさ、未熟さを痛感させられた苦い思い出のレースになってしまいました。
ただ、危惧していたぬるいペースのレースにはならず、ハイペースになったのは良かったですし(本音を言えばハイペース過ぎましたが笑)強い馬が、強い勝ち方をしてくれた素晴らしいレースでした。サートゥルナーリアも早仕掛けの割には良く頑張ってさすがの強さを見せてくれましたし、ワールドプレミアはJCのマカヒキに続き、武豊騎手らしいハイペースの道悪を考慮した決め打ち騎乗で、馬の能力以上の着順に持ってくる技術はさすがでした。
香港国際競走デー
阪神JFの日は毎年楽しみな香港国際競走デー。凱旋門賞こそ悲惨な結果でしたが、日本馬のレベルは間違いなくトップクラスで、条件さえ整えば海外GⅠでも勝ち負けできるのは周知の事実です。
今年は先陣を切ってグローリーヴェイズがヴァーズで初GⅠ制覇。著書で今秋の期待古馬5頭に入れていた一頭で、天皇賞(春)がフロックではないことを証明してくれました。スプリントは例年通り日本馬のアキレス腱ともいえる分野で、今年もダノンスマッシュが順当に大敗。マイルは期待のインディチャンプこそ出遅れて直線も詰まって競馬になりませんでしたが、アドマイヤマーズが富士Sの大敗から巻き返してGⅠ2勝目。「今年の3歳は弱い」説をきっちり覆す大きな勝利でした。
そして今年馬券を買ったのは大トリの「カップ」。アーモンドアイの回避でやや小粒なメンバーとなってしまいましたが、逆に馬券的には買いやすいレースに。ウインブライトはオールカマー、天皇賞と確実に復調傾向。春のQEⅡ勝ちで香港適性も示しており、日本馬不在のこのメンバーなら自力上位は明らか。同じく名門オブライエン厩舎のマジックワンドも、地元のアイルランドでディアドラに勝ち、オーストラリアではリスグラシューに完敗も、ここではウインブライトを除けば力量上位で、まともならほぼこの2頭でいけるレースでした。結果は松岡、ムーア、両騎手の好騎乗もあり無事的中!ただ、馬連は現地オッズ16.65倍がJRAでは6.1倍、3連複は同18.4倍が7.1倍とともに半分以下の激安プライス(T_T)「日本人は馬券が上手い」とは僕が最近よく使うフレーズですが、厳密にいうと一部の大金を使う人が、平均的な金額を使うファンを飲み込む形のオッズ形成になってしまうので、馬券ファンの中でも大きな格差が生まれているのが真相です。奇しくも日本の馬産界ではノーザンファーム一強という大きな格差時代を迎えている現在、馬券を買う僕たち一般人も同じ構図が出来つつある現状。競馬を続けるなら負け組にならない様に更なる精進を続けていくしかなさそうです。
小林、絶好調です!(TV除く)
先週は電車を乗り継いで飲みに行く機会が2度もあり、寒さと多忙に加え、睡眠不足で気をつけてはいたのですが、やっぱり風邪をひいてしまいました。ただ、やることは山積みで寝ているヒマも無く、なんとかルーティンワークと阪神JFの予想だけは終わらせて土曜の夜、東京の最果て(笑)お台場へと向かいました。本番中は咳を2時間ガマンし続け、なんとか無事乗り切りました。
阪神JFはご存じの通り◎リアアメリア頭固定の3連単勝負で完敗。レシステンシアの異次元ともいえる強さを見せつけられ、これを見抜けなかった甘さはしっかり反省しないといけません。リアアメリアの敗因は、正直現時点ではわかりませんが、4角を回った時点で走りのフォームがバラバラになっていたので、その時点で負けは確信できました。展開的にはハマったと思ったんですが、逆にペースが流れると脚が貯まらないのか、それにしてもあそこまで負けるとは意外でした。逆にクラヴァシュドールは良くも悪くも予想通りのパフォーマンス。あと、カワキタアジンの7着は大健闘でしょう。今週末の朝日杯も、指数的には混戦模様でまたまた苦戦しそうです。
土曜は体調も悪い中で無理をせず、馬券を買ったのは中日新聞杯だけ。その中日新聞杯といえば、昨年◎ショウナンバッハで大勝ちしたレース。今年はそうそう上手くはいくまいと思っていましたが、◎サトノガーネットが予想外の8番人気。前走のエリザベス女王杯は前回の記事でも書いた通り、3歳GⅠ馬2頭でも足りない位の高レベルレースで、勝負圏外だったとはいえ勝ったラッキーライラックに次ぐ末脚を見せていたのがこの馬でした。昨年ほどペースが流れてくれず、「あの位置からでは難しいな」と思ってほぼ諦めムードで直線に向くと、大外から一完歩毎に伸びて頭まで突き抜けてくれました。確定オッズはもはや恒例ともいえるダダ下がりでしたが、もうこれは仕方ないですね。
香港国際競走の振り返りは次回の更新で!
今のダート路線はハイレベル!
秋競馬ではJRA唯一のダートGⅠとなるチャンピオンズカップ。今年で20回の節目でしたが、前身のジャパンカップダート時代を含めて過去19回、単勝1、2番人気での馬連決着は一度も無く、1、3番人気での決着も2001年の一度だけと、荒れるGⅠとして有名なレースです。
自分自身も毎年全く予想できないレースが多く、過去15年を振り返っても、7レース買って当たった年は2010年の押さえ的中のみ。しかもここ数年は「絶対買わない」と周囲に宣言しながら、レース直前になると適当に選んだ穴馬から買ってしまって結局ハズすの繰り返し。ただ7レースでも投資金総額は11万、払戻2万と、本当に遊びでしか買っていなかったので、決して毛嫌いしているわけではありませんでした。
今年も事前予想は一切しておらず、全馬の指数を分析したのもレース当日。そこで「今年はもしかしたらチャンスレースになるかも」と始めて思いました。まずゴールドドリームは今年のフェブラリーSで88の高指数をマークして僅差2着。直線でルメールが追い出しを我慢しなければ買っていたレースでした。前走の南部杯での不甲斐ない結果で半信半疑の方もいたようですが、調教を見れる方ならまったくの仕上がり途上だったのは明確で、型通り叩き一変していた今回は、かなり信頼できる人気馬でした。
対するインティはフェブラリーSこそ敵失で勝ったものの、かしわ記念ではきっちりリベンジされて連勝ストップ。帝王賞、みやこSを見ても楽なペースで折り合って先行できないと力を出せない馬で、いくら「崩れていない左回りで単騎逃げ濃厚なメンバー」といえどやはり過剰人気でした。
意外だったのはクリソベリルの人気の無さ。テレビ、新聞等の情報を総合すると、「戦ってきた相手が弱い」・「超大型馬のうえに今回はさらに馬体増」、そして一番面白かったのは「今年の3歳馬は弱い」という話でした。確かにスプリント路線は間違いなく低レベルでしたが、エリザベス女王杯はアーモンドアイ、リスグラシュー不在という中で古馬が過小評価されていただけで、むしろ3歳GⅠ馬2頭は過剰人気でした。そして、サートゥルナーリアの天皇賞、マイルCSのダノンキングリーは理由あっての敗戦であり、能力を出し切っての結果で無いことは明白。クリソベリル自身はJRAで2戦しかしていませんでしたが、500万下で7馬身差勝ち時はラスト120mを流して準OP楽勝レベル、オープン特別勝ち負けレベルの指数をマーク。ジャパンダートダービーで負かしたデルマルーヴル、日本テレビ盃で負かしたロンドンタウンの指数、着差から推測すると、指数85~90は出ている計算になります。さらにいえば今回の調教内容に全く不安はなく、馬体増は成長分と見ていました。
したがって、クリソベリル・ゴールドドリームの馬連で10倍近くというオッズのここは期待値十分の一戦でした。
レースは大方の予想通りというべきか、インティの単騎逃げ。テーオーエナジーの川須騎手が必死に引っ張り倒している姿が印象に残っているのは僕だけではないでしょう。600mの「公式」通過タイムは36.6秒で、勝ち時計がこのレースより6.7秒も遅い同日未勝利戦のそれは37.1秒。ちなみに実測でのタイム差は0.3~0.4秒程度でこのクラスとしては明らかなスローペースでした。こうなると一見インティの勝ちパターンに見えましたが、川田クリソベリルがインティの直後に付け、その斜め後ろにルメールのゴールドドリームが位置する展開。さすがは現役JRA騎手のツートップ、抜かりはありません。こうなると、地力で劣るインティに勝ち目はほぼありませんでした。直線は力通りこの2頭がインティを交わし、3連複本線のチュウワウィザードは惜しくも届かず4着。クリソベリルの後ろから抜けるという選択肢もあったように見えますが、それはあくまで結果論。ラスト400mが23秒台というスローならではの高速上がりで、クリソベリルもスパッと抜ける感じでも無かっただけに、ラスト200m手前で外に切り替えた福永騎手の騎乗は責められません。
これで今秋のGⅠ、テレビ出演の無い週は4戦4勝。来週からは憂鬱な週末が続きます(笑)
競馬の天才!12月号 発売中です
告知が遅くなってしまいましたが、発売中の「競馬の天才!」12月号で、巻頭特集の外国人騎手コーナーの外国人評を担当させていただきました。記事でも高評価し、単行本でもイチ押ししていたオイシン・マーフィー騎手が、ジャパンカップで見事なイン突きを成功させ、JRA初GⅠ制覇を飾ってくれました!
また、先週は「ウマニティ」のスガダイさんの新コンテンツ動画に出演させていただきました。単行本同様(笑)この手のお仕事は基本的にお断りさせていただいているのですが、夏のとある飲み会でスガダイさんと初対面ながらすごく盛り上がったこともあって、出させていただくことになりました。進行役の岡田大さんも含めて初回ということもあり手探り状態での収録で、ちょっと硬派系な感じになりましたが、僕自身もすごく勉強になりました。
予想TVの方は、当たったとはいえまたしても中途半端な結果に終わってしまいました。番組でもコソっと話した通り、◎ユーキャンスマイルは血統を精査したうえで道悪は正直良くないと思っていましたが、4角で早めに外に出してしまった割には良く頑張ってくれたと思います。
プライベート馬券は左の通り、カレンブーケドール、ワグネリアン、スワーヴリチャード、ユーキャンスマイルの4頭カルテット本命という結論で、前日の予想TVの議論を参考に(笑)エタリオウを消してルックトゥワイスを押さえに追加。心残りは消すつもりだったレイデオロを最後に押さえてしまったミス。大幅に利益を減らしてしまいましたが、まあ順当勝ちでした。ただ、テレビの馬券では唯一安めになる組み合わせでの決着に。今年も回収率争いでは苦戦を強いられそうです…。
馬場の状態は先週のマイルCSと真逆で、かなり荒れて見える内が有利で、外のキレイに見えるところは芝の大きな塊が飛ぶ不利な状況。これはほとんどの騎手がわかっていた様で、戦前の想定以上といえるハイペースになりました。上位3頭の騎手はしっかり乗っていた印象でしたが、やはり触れておきたいのはマカヒキ武豊騎手の騎乗ぶり。大半が前がかりの騎乗を意識する中、横山典騎手バリのポツン最後方。ただペースとイン有利の馬場的には大正解で、何より凄かったのは4角でも迷わず最内を回った場面。現状の馬の能力を考えるとどうやっても馬券圏内に入るのはほぼ不可能という状況の中、4着に入れたのは完全に騎手の力でした。48歳でなお世界のトップクラスに君臨するフランキー・デットーリに触発されたのか、「レジェンド武豊ここにあり」を久々に見せてもらいました。
JRA-VANで新刊本プレゼント!
ただいま、JRA-VAN様のご好意により、僕の新刊本のプレゼントを行っています。以下のサイトからご応募よろしくお願い致します!
https://jra-van.jp/news/20191025a.html
予想TVでも本をプレゼントさせていただく週だったので、どうしても天皇賞は当てたかったのですが、ご存じの通り◎サートゥルナーリアは大敗でした。
左がプライベートの馬券で、まずは当日の情報と感覚でワグネリアンを無印にし、ユーキャンスマイルを追加。さらに京都のメインレースには目もくれず、NHK、フジテレビ、グリーンチャンネルの3画面でサートゥルナーリアのパドック→返し馬→ゲート裏の様子までくまなくチェック。「これなら!」と思って買ったのですが…。
レースは出遅れから仕掛けてすぐに挽回し、インの3番手。行きたがる面は見せていましたが、兄エピファネイアがJCで圧勝した時に比べれば折り合っている方でした。後は直線で弾けるだけ、という思いで見ていましたが、まさかの大失速。左回りがダメなのか、東京がダメなのか、あるいは中4週という間隔がダメなのかはわかりませんが、実力を全く出し切れなかったのは明白で、それほどのショックはありませんでした。
もちろん的中確率を考えたら◎アーモンドアイで良かったのですが、カッコつけに行き過ぎて力が入ったのか、ちょっと攻め過ぎました。とはいえ▲アエロリットも大方の専門家の評価を覆す期待通りの走りでしたし、安田記念で◎にしたダノンプレミアムがきっちり2着に来てくれたので、能力指数の精度は示せたと思います。僕の指数を博才のある方が使えば、正直かなり勝てると思いますが、使い手の僕がへたっぴすぎて申し訳ありません。
F1で例えるなら、メルセデス、フェラーリ、レッドブルより一段上のクルマに乗れているのに、ドライビングが下手過ぎて勝てないというような表現がぴったり。どこかにいいドライバーいませんかね?(笑)
小林、ついに本出します!
来たる2019年10月17日、ついに僕の単行本が発売されます!
日々のルーティンワークに忙殺され、本を出すことなど一生無いと思っていたのですが、敏腕編集者H氏と「盟友」本島修司さんの後押しもあり、共著ではありますが本を出すことになりました!
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798060422.html
上記、出版元の秀和システムさんの紹介ページから、amazon、楽天ブックスの販売ページに行くことができます。
内容は読んでいただいてのお楽しみですが、一番読者の方に伝えたいのは、なぜ僕が「指数派」という一言で他のタイム系指数の方々と一括りにされるのを嫌がるのか、もっと言えばなぜ自分の能力指数が他の指数に比べて「圧倒的に精度が高い」と自信を持って言えるのか、そういう理由が少しでも理解いただけたら本望です。
さらに何冊も単行本を出されている本島さんも、本書で初公開の理論も出されていますので、本島ファンも必見です!
競馬に「必勝法」などという近道はありませんが、競馬に真摯に取り組む意識高い系の方々には、読んで決して損は無い内容の一冊だと思いますので、ぜひご一読をよろしくお願い致します。
告知の前に一更新(笑)
読者の皆様、大変ご無沙汰しております。半年以上も更新せず、申し訳ありません。ポツポツとつぶやきたい事はあったのですが、Twitterなるものを始めて勢いで書いてしまうとロクな事にならなそうなので、整理してここで書こうと思うと筆が重くなってついついサボってしまい、少なからず楽しみにしていただいている方々にはご迷惑をおかけしました。
と、言い訳はこれぐらいにして左がスプリンターズSのプライベート馬券。ヒロシさんの見解には大いに笑わせてもらいましたが、もちろん◎タワーオブロンドンには自信がありました。レース前は予想TVでも話していた通り、やはり強い南風は吹かず逃げ馬の▲モズスーパーフレアも十分来れる状況。ただ○ダノンスマッシュの馬体減りは絞れたものとも取れましたが、発汗が目立つ様子が気になり、「もしかしたら関東遠征が苦手なのでは…」という一抹の不安がよぎりました。
レースは予想通りモズスーパーフレアが先手を主張。ただここでいただけなかっのはセイウンコウセイの幸騎手。逃げ争いをする必要はありませんが、早々にハナをあきらめてモズの外の番手を取りに行くような素振りを見せましたが、そういう消極的な騎乗は往々にして思ったより後ろになってしまうもの。精一杯しごいて先行態勢を見せた丸山騎手のマルターズアポジーに前に入られ、これでモズは少し楽になりました。結果的に誤算だったのはダノンスマッシュ。川田騎手も馬の体調を気にしたのか、やや消極的ではありましたが、マルターズ、セイウンの後ろで直線インが開く訳もなく、外に出すしか選択肢がなくなってしまい、最後はクビ差モズを捕えきれませんでした。
テレビの馬券を馬連で勝負したのは、あの2頭で4倍台半ば~後半つけば期待値的にも十分勝負する価値はありという判断。予想もほぼ完璧だったので悔いはありませんが、プライベート馬券で的中目の3連単の金額を直前に削ったのは最悪の愚行。ギャンブルセンスの無さは相変わらずです…。
そして昨日の凱旋門賞。馬券はエネイブルから3連単で1.3.4.5着馬に流す予定でしたが、現地映像でかなりの強風を確認し、購入を自重して正解でした。
ちなみにレースは前半の長い向正面が強い追い風で、自然と馬群全体のスピードが速くなってしまう形。最後は向かい風の中、上がり600m39.40秒、ラスト200m13.31秒のバテ合いになりました。そんな中、断然人気のエネイブルは横綱競馬をしての2着で、鞍上のフランキーは責められません。
日本馬はもちろん出番なしとは思っていましたが、それにしてもあそこまで勝負にならないとはさすがの僕もショックでした。直線に向いてほぼ流し始めていたフィエールマンとブラストワンピースは論外ですが、キセキは、スミヨンがほぼ完璧に折り合いをつけ、直線も流さずきっちり尻餅追いをして、勝ち馬から実に21馬身半差をつけられての7着。
時計の話だけでいえば、今回の勝ち時計が2.31.97で、日本式に換算すれば2分30秒台。自身が勝った菊花賞の2400m通過タイムは2.38.9。残りの600mで40秒要していることからもスローペースでの通過タイムではなく、菊花賞時よりは明らかに速い時計の出る馬場だっただけに、言い訳のできない大惨敗でした。
国際化を口にしてパートⅠ国入り、リステッドレース等の導入こそしましたが、芝コースはエクイターフなど独自の「進化」を遂げ、まるでトランポリンのように衝撃を吸収しつつスピードが増す世界にも類を見ない特殊馬場を作り上げたJRA。特に昨年からは2400mで2分20秒台、1600mで1分30秒という超高速仕様に振り切っています。
これらを総合すると、実はJRAはスターホースの海外遠征(特にハイシーズン時)を極力防ぎたいのではないのでしょうか? 今さら鎖国するわけにはいかない以上、もしかしたらこれがベストと判断したのかもしれません。そう考えるとすべてが納得できる今日この頃。競馬ファンとしてはトランポリン馬場のGⅠシリーズを大いに楽しみましょう!(笑)
小林ハンパないって!!
読者の皆様、今年もよろしくお願い致します。
画像でバレバレですが、表題の小林はもちろん僕のことではなく、伝統のスキージャンプ 4ヒルズトーナメントで日本人として21年ぶりの総合優勝、67回の歴史で史上3人目のグランドスラムを達成した小林陵侑選手のことです!
ジャンプ大ファンの僕としては、今シーズン前から陵侑選手の躍進をひそかに楽しみにしていました。ワールドカップ開幕戦こそ3位に終わったものの、1本目の大ジャンプの着地で手をついてしまい、飛型点を大幅に引かれてのもので実質的には楽勝していた内容で「これは無双状態になるのでは」と思ったらその後は本当に連戦連勝の大活躍で、ついに日本人がジャンプ週間グランドスラムという、自分が生きてるうちに観れるとは思ってもいなかった快挙をやってのけてくれました!
年末年始休みが無い僕にとっては、休みの代わりに素晴らしいものを見せてもらって本当に感動しました!!
錦織選手の3年ぶりとなるATPツアー優勝もリアルタイムで見られて、スポーツ大好きの僕としては楽しみな1年となりそうです。
最後に年末の競馬の話ですが、有馬記念はまさかの当日降雨で、予想TVで本命にしていたシュヴァルグランは厳しいと判断。プライベートでは買わない予定でしたが、枠順抽選会に続いて本番でも「まさかの○○○があるかも」と思い、遊び程度の金額でオジュウチョウサンからの流し馬券を購入。
結果はシュヴァルグランは道中は道悪を気にしてか進みが悪かったものの、ボウマン騎手の神騎乗もあって直線ではしっかり伸びて3着確保。オジュウチョウサンも見せ場は作ったとはいえ完敗の8着で、JRAが腐り切っていなくて少し安心しました。
とはいえレースの内容、結果を見ると、もしかして予報通り雨が降っていなければレイデオロ、シュヴァルグランで決まっていた可能性大で、やはり昨年はツキが無かった気もします。
ホープフルSはサートゥルナーリアの完勝劇。正直、最終追い切りを見た時点で「ハンパねー」とは思っていましたが、実質他厩舎の馬が中竹厩舎名義で勝つというのはGⅠという歴史に残ってしまうレースだけに無いと思い込んでいたので、そんな背景とは関係なくガチンコ競馬が見られたのは良かったです。
本命のブレイキングドーンは「メンコを外すのがどう出るか」というのが一抹の不安要素でしたが、危惧していた通り折り合いを欠いて競馬にならず。サートゥルナーリアは別として、力負けでは無いだけに仕方のないハズレでした。
12月のプライベート重賞結果は
ステイヤーズS 不参加
チャレンジC 不参加
チャンピオンズC 遊び参加でハズレ
中日新聞杯 大的中!
阪神JF 大勝負もハズレ
ターコイズS ハズレ
朝日杯FS 的中!
阪神カップ 不参加
有馬記念 遊び参加でハズレ
ホープフルS ハズレ
年間重賞回収率 81.5%
年間GⅠ回収率 102.3%
というまあまあ残念な結果でした。
私的一大イベントが終わりました
アイビーSの指数を出し終わってから、ずっと楽しみにしていた阪神JFが終わりました。
下の記事に載せた画像のPAT50点と左の残り7点、馬体重発表後に急いで買いに走った紙馬券を含めて総購入金額は501,400円。痛い大敗ですが、悔いはありません。
馬体減懸念はクリアしたので「どん詰まりさえ無ければ…」という心境で迎えたレースは、まさかの出遅れ+タニノミッションに前をカットされるという不穏なスタート。とはいえすぐ前に1番人気のダノンファンタジーがいて、前がやり合ってくれて差し馬有利の流れ。4角の勢いでは大丈夫だと思ったのですが…。レース後にもう一度リプレイ、パトロール、正面からのゴール前スロー映像を見て自分なりには納得できました。
何を言っても言い訳にしか取られないと思うのであえて自分の敗因分析は書きませんが、感想として一言だけ言わせてください。
「最後の直線、すごく走りにくそうでクロノジェネシスが可哀そうでした」
11月の重賞結果は
京王杯2歳S 不参加
ファンタジーS 不参加
アルゼンチン共和国杯 不参加
JBCスプリント ハズレ
JBCクラシック 不参加
JBCレディスC 不参加
武蔵野S ハズレ
デイリー杯2歳S ハズレ
福島記念 不参加
エリザベス女王杯 不参加
東スポ杯2歳S 不参加
マイルCS 不参加
京都2歳S 不参加
ジャパンカップ 大勝負も元取り(プラス3070円)
京阪杯 不参加
11月終了時点の重賞回収率は78.3%でした(T_T)
9月の重賞結果など
秋の天皇賞が終わりました。予想TVでは3万円の勝負に出ましたが、またもやハズレ。上位5頭が6着以下を離しており、5番人気の◎が4着、8番人気の○が5着で先行馬にキツい展開になったことを考えると仕方のない結果でした。今シーズンは酷い成績になってしまっていますが、実は先シーズン4月の皐月賞以降は、テレビでは半年以上まともな当たりが無い有様です。ここに来て急に馬券が下手になるわけもなく、予想においての大きなミスも無い現状を考えると、実は昨シーズンまでの2、3年が出来過ぎだった感じもします。そう考えると今シーズンは苦難の一年になりそうですが、決して手を抜くことなく淡々とやっていくしかありません。
プライベートの馬券成績は、雑誌の対談で書いた通り相変わらず一進一退に近い状態ですが、ここ半年も不調という感じでは無く、確実に収穫もありました。
その一つが左の画像、10月21日東京5Rで、ようやく出た「ダートの新馬戦」での会心の一撃。ダートの新馬戦を買う場合はまず人気薄しか軸にしない上に、条件が揃わないと買わないのでこれが今年まだ6レース目の参加でしたが、夏の新潟で1つ当ててきっかけを掴み、ここできっちり結果が出ました。買いの決め手は企業秘密ですが(笑)少なくとも「血統」「騎手」は全く考慮していませんので、他のファクターだけでも理詰めでこういう人気薄が取れるということは、皆さんにも理解していただけると思います。
これを機に言わせてもらいますが「211点買いの3連単マルチ等を運任せの高め待ちで66万馬券を獲る」のと「単勝50倍を狙って獲る」のとでは、同じ額を使って同じ払戻金を得ていても意味合いが全く違いますので、どちらが「実力勝ち」なのかは言うまでもありませんよね。僕自身、今後も何十万馬券、何百万馬券を獲ろうとも、獲りたいとも全く思っていません。
ですので、そういう馬券を獲りたいと思っている方は、僕には期待しないでくださいね(笑)
9月の重賞プライベート馬券は、
札幌2歳S ハズレ
新潟記念 不参加
小倉2歳S ハズレ
紫苑S 不参加
京成杯AH 的中もトリガミ
セントウルS 不参加
ローズS ハズレ
セントライト記念 的中!
オールカマー 不参加
神戸新聞杯 ハズレ
シリウスS 不参加
スプリンターズS ハズレ
以上でした。
今度の対談相手はヒノ君です!
先月の「競馬王」に続いて、9月13日発売の「競馬最強の法則」で、「政治騎手」でおなじみ、樋野竜司氏と対談させていただきました。もう彼とは12年の付き合いになりますが、前々から「樋野君となら対談くらいはやるよ」と半ば冗談で話していた企画が実現した形です。僕とは違い、徹底的に穴馬券を仕留める事を至上主義としている彼ですが、対談の直前週に大穴ゲットで100万オーバーの大勝ちをするあたり、やはり「持ってる男だなー」と感心せざるを得ません。「持ってない男」代表の僕からしたら、才能が無い分をひたすら努力して埋めるほかはありません。
内容的には、皆さんの予想手法にも少しはお役に立てる部分もあるかと思いますので、ぜひお読みいただけたら嬉しいです。
最後に8月の重賞プライベート馬券は
レパードS ハズレ
小倉記念 不参加
エルムS 不参加
関屋記念 ハズレ
札幌記念 的中!
北九州記念 ハズレ
キーンランドC 不参加
新潟2歳S ハズレ
以上でした。
本島修司さんと対談しました!
8月8日発売の「競馬王」の企画で、本島修司さんと対談させていただきました! この手のお仕事は基本的にお断りしてしまうのですが、本島さんの著書を読んだ時の衝撃と、「競馬分析家」としての姿勢に通じるものを感じ、「この人と直接話してみたい」と思ってお引き受けしました。対談は大幅に予定時間をオーバーしてしまった様で、担当の編集者さんにはご迷惑をかけてしまいましたが、載せきれない位たくさんお話させていただき、大変有意義な時間になりました!
本島さんはビジネス書なども書かれている立派な作家さんで、僕もお名前は存じ上げていたのですが、今年になって初めて著書を読ませていただく機会があり、のっけから既存の馬券本とは一線を画すテイストで、一気に引き込まれてしまいました。文章の面白さはもちろん、実戦に役立つ内容もたくさんあって、僕自身も今夏の函館で本島さんの本にヒントをもらって当てたレースもあったくらいです! 「基本的に競馬の本は読まない」という方にも、自信を持ってご一読をお勧めします!
7月のプライベート重賞結果は
ラジオNIKKEI賞 元取り(プラス1500円)
CBC賞 ハズレ
七夕賞 不参加
プロキオンS 元取り(プラス2650円)
函館記念 不参加
函館2歳S 的中!
中京記念 ハズレ
クイーンS ハズレ
アイビスSD ハズレ
以上の結果でした。
二冠+特別賞を頂きました!
昨シーズンも無事1年間番組出演を乗り切れた上に、シーズン回収率とG1回収率の2冠獲得に加え、通算回収率も100%超えを維持して終われました。いつもお世話になっている番組スタッフの方を始め、僕のことを応援してくださっている友人、知人はもちろん、視聴者の方にも感謝の気持ちでいっぱいです。1年間ありがとうございました!
全体的には悔いの少ない予想が出来たシーズンでしたが、心残りはやっぱりねらい目部門。10、11月に早めに勝負を仕掛けたんですが、そこで当てられなかった時点でかなり苦しい展開を強いられてしまい、最後まで見せ場すらないまま終わってしまいました。
来シーズンはタイトルはともかく、100%超えを目標に試行錯誤しながら頑張ります!
6月のプライベート重賞馬券は
鳴尾記念 ハズレ
安田記念 前回の画像通りトリガミ
エプソムC ハズレ
マーメイドS ハズレ
函館SS ハズレ
ユニコーンS ハズレ
宝塚記念 不参加(6年連続)
以上、全敗という散々な結果でした…。
諸事情により(笑)今週もう一度更新しますので、7月分は次回に載せます!
何とか一冠は獲れました!
表題はもちろん競馬予想TVのGⅠタイトル。5月以降は前回予言したとおり(笑)ヴィクトリアマイル、ダービー、安田記念、宝塚記念と4連敗フィニッシュでしたが、皐月賞までの貯金で無事にタイトル獲得できました。応援してくださった方々には本当に感謝です!
左は安田記念のプライベート馬券。番組ではペルシアンナイト、サングレーザー、スワーヴリチャードのトリプル本命でしたが、当日はそれにアエロリットを加えた「カルテット本命」になりました。
それにしても結果はご覧の通りのトリガミ。もちろん意図したものではなく、ネットで見れる締切ギリギリのオッズが105倍オーバーだったので1000円配分で押さえながらきっちり元は取れる計算でしたが、購入直後75倍→確定65倍とまさかのオッズダウン。一体どなたが締め切り間際に当たり馬券をピンポイントで買っているのでしょうか? 結果を知っている神様が馬券を買っているとしか僕には思えません(+_+)
宝塚記念は正直、「仕事をした!」と思っていいんですかね?(笑)
もちろん今年も真面目に予想しましたが、「どうせハズれるなら指数の高い馬を」ということで◎サトノダイヤモンドに。結果的には苦手の内枠を理由にミッキーロケットにすべきでした。ただ、とにかく宝塚記念は◎ゼンノロブロイ、○ハーツクライ、▲スイープトウショウが3、2、1着と入って1円にもならなかった2005年が象徴する様に、個人的には唯一無二と言っていい全く縁の無いGⅠなので、どう転んでもハズレていたような気もします。
さすがにねらい目タイトルは厳しいですが、シーズンタイトルとの2冠目指して、最終週は悔いのない馬券を買えれば…と思っています!
5月のプライベート重賞馬券は
京都新聞杯 ハズレ
新潟大賞典 不参加
NHKマイルC ハズレ
京王杯SC 不参加
ヴィクトリアM 的中(プラス7000円)
平安S 不参加
オークス 的中!
ダービー ハズレ
目黒記念 ハズレ
以上のような結果でした。
いよいよダービーウイークです!
皆様、大変ご無沙汰になってしまいました。前回の更新から4か月以上空いてしまい、申し訳ありません。
平昌オリンピック後には更新する予定でしたが、その後もインフルエンザにかかったり、色々とありましてこんなに遅くなってしまいました。
と、言い訳はこのくらいにして、アーモンドアイのオークスは圧巻の強さでしたね。僕が競馬を見始めてもう30年以上、歴代最強の牝馬になれるかどうかはわかりませんが、あのお目めクリクリの可愛い顔立ちは、歴代最高の美顔牝馬と言っても過言ではないでしょう!
それにしてもプライベート馬券、やっぱりサトノワルキューレを切りきれなかったあたりが、僕のチキンぶりを表しています。
レースは2角過ぎには早くもアーモンドアイの勝利を確信できるほど安心して見られました。2、3、4、5着どれが来ても35万くらい勝てるように買っていたので、「レッドサクヤでもいいよ」と直線半ばからは高みの見物でしたが、確定オッズを見てビックリ仰天(゜o゜)締切直前で550倍は確実についていた13→1→10の3連単が420倍に!最近はG1でも最後にものすごくオッズが動くので、本当に恐ろしいです。
18頭立ての3連単でもたったの4080通りしかない競馬のオッズ、今のコンピューターなら1秒かからずに計算できるはずなので、もう少しリアルタイムで更新していただけると非常に助かるのですが。
とりあえず1月~4月の重賞結果を列挙して、久々の更新を締めくくりたいと思います。
中山金杯 ハズレ
京都金杯 ハズレ
フェアリーS ハズレ
愛知杯 不参加
京成杯 ハズレ
日経新春杯 不参加
AJCC ハズレ
東海S ハズレ
根岸S 的中!
シルクロードS ハズレ
東京新聞杯 不参加
きさらぎ賞 不参加
共同通信杯 ハズレ
京都記念 不参加
クイーンC ハズレ
ダイヤモンドS 不参加
京都牝馬S 不参加
フェブラリーS 不参加
小倉大賞典 不参加
中山記念 ハズレ
阪急杯 ハズレ
オーシャンS 不参加
チューリップ賞 不参加
弥生賞 的中(ほぼ元取り)
中山牝馬S ハズレ
金鯱賞 ハズレ
フィリーズR 的中!
フラワーC ハズレ
ファルコンS ハズレ
スプリングS ハズレ
阪神大賞典 的中!
日経賞 ハズレ
毎日杯 的中!
マーチS 不参加
高松宮記念 不参加
ダービー卿CT 不参加
大阪杯 ハズレ
ニュージーランドT ハズレ
阪神牝馬S 不参加
桜花賞 的中!
アーリントンC 不参加
皐月賞 的中!
アンタレスS 不参加
フローラS ハズレ
マイラーズC 不参加
青葉賞 ハズレ
天皇賞(春) ハズレ
29戦して6勝22敗1分。たぶん80%くらいだと思っていた回収率は、124.2%でした!未勝利戦含めた購入全レースの回収率より高いとはビックリしましたが、テレビでの150%オーバーの回収率がいかにデキすぎだということはよーくわかりました(笑)
おそらく今シーズンのテレビ運は使い果たしたと思われるので、残りのG1も全敗濃厚だと思われますが、ハズれても悔いの無いような予想をお見せできるように頑張りますので、よろしくお願いします!
予想TVでG14週連続的中でしたが…
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて、表題の件は12月の予想TVの話。阪神JFは前回の更新で書いた通り、当てに行き過ぎてショボイ勝ちになってしまいましたが、続く朝日杯FSが今月のG1で一番自信のあったレース。
プライベート馬券は左の画像の通りで、相手の4頭に強弱は付けず、どれが来ても投資金の約4倍になる様な配分で購入しました。
結果はやや内が不利な馬場をものともせず、ダノンプレミアムの圧勝劇。内を回って勝ち馬を負かしにいったタワーオブロンドンは危なく馬券圏外に落ちるところでしたが、なんとか踏みとどまってくれての3着。やっとTVでも本線で取れた!と思って買い目を見たら、なぜかステルヴィオの2着付けの3連単3点だけ他の目より利益が半分になるように削っていました。
何を思ってそういう買い目にしたのか自分でもよくわかりませんが、寝不足の前日予想で魔が差したのか、とにかくまたもや不完全燃焼のショボ勝ち止まり。
有馬記念は前日にスタッフと共演予想家に送る事前予想では◎キタサンブラックで、普通に買えば本線で取れていたレースでしたが、配当妙味に目が眩んでヤマカツエースに変えて大失敗。まあこれは自業自得で仕方がないんですが、元取りの押さえ馬券が的中も、前日オッズ310倍超えが確定オッズ250倍で取りガミに。前日でせめて300倍を切ってくれていれば200円買っていただけに、プラス20000円のはずがマイナス5000円になってしまうという、これも地味に痛いレースになりました。
極めつけはオーラスのホープフルS。タイムフライヤーとジャンダルムの馬連を4000円でデータ提出していたんですが、本番中に金額配分をいじって手書きで慌ててスタッフに渡す迷惑をかけたうえに、この当たり目を2200円にまで削る始末。結果は指数2位の本命馬と指数1位馬の一騎打ちで決まりながら、またもやのショボ勝ちと最後まで噛み合わず、自分のセンスの無さを痛感させられた4週連続出演になりました。
このセンスの無さが治るとは到底思えないので、今年も指数の精度の維持と丹念なレース分析を怠らずに、出演予想家の中でも最低と思われる博才の無さをカバーして頑張ります!
12月のプライベート重賞馬券は、
ステイヤーズS 不参加
チャレンジC 3.4着のハナ差で大勝ち逃しのハズレ
チャンピオンズC 遊び参加でハズレ
中日新聞杯 不参加
カペラS 不参加
阪神JF 的中!
ターコイズS 不参加
朝日杯FS 的中!
阪神カップ 不参加
有馬記念 ハズレ
ホープフルS 不参加
以上のような結果でした。
香港ヴァーズと阪神JF
昨年の年末香港シリーズのチャンスレースはスプリントでしたが、さすがに今年は日本馬を買う日本人も少なく、上位馬も絞れず妙味薄。代わって今年狙っていたのは、JC回の予想TVでレイデオロの項でも少し触れた、「実力を全く評価していない」キセキが出走するヴァーズでした。実績NO.1のハイランドリールは香港でも安定した実績を残しており、まず大丈夫。前走でそれを負かしているタリスマニックは初香港に若干の不安はありましたが、何といっても1番ゲートは魅力。結果はハイランドリールの完勝で、タリスマニックはトーセンバジルに詰め寄られたものの、何とか2着は確保してくれて無事的中。正直、馬連4倍台は安いなーと思っていたら、現地確定オッズは7.05倍!昨年のスプリントとは逆に、どうやら現地ファンが日本馬に騙されてしまっていた様で、これには苦笑いするしかありません(^_^;)
阪神JFはプライベート馬券はご覧の通りで、問題はテレビでの馬券。3万使って本線で決まっての7万回収という結果は、はっきり言ってダサダサな買い方でした。
ロックディスタウンもソシアルクラブも本来なら無印にしなければいけないのに、当たりを欲しがって買ったのは仕方ないにしても、せめて馬単の2着に置いておけば3連系、もしくは単勝の金額を追加できたはず。よりにもよって馬連という保守的すぎる馬券は、あまりにも格好悪すぎでした。
どうしてもTVでは当てに行きすぎる点が顕著で、もう少し改善しないといけませんね。
ただ、ねらい目はプライベートでは5万以上投入していたある程度自信のあったレースで、結果おさえの馬連だけの的中になってしまいましたが、内容的には今シーズン一番のいい予想ができたので、「これが次週以降につながってくれれば」と思っています。
最後に11月のプライベート重賞馬券は、
ファンタジーS ハズレ
京王杯2歳S 不参加
アルゼンチン共和国杯 不参加
みやこS 不参加
武蔵野S ハズレ
デイリー杯2歳S 不参加
福島記念 ハズレ
エリザベス女王杯 ハズレ
東スポ杯2歳S 的中もほぼ元取り
マイルCS 不参加
京都2歳S 不参加
ジャパンカップ 不参加
京阪杯 ハズレ
半分以上のレースが不参加とはいえ、相変わらず当たりません。
最も、テレビに出る週以外の重賞は、調教分析も含めてそこまで予想に時間を取れないので、本来は全部やらない方がいいんですけどね。
何せ今の主戦場は、2歳未勝利戦ですので(笑)
ということでプライベートの重賞馬券は全く当たりませんが、テレビで予想するレースは手を抜かずにしっかり分析していますので、ハズレても怒らないで、温かい目で見ていただけると幸いです(笑)
「先週の風」本格スタートしました!
多忙を極めており、久々の更新となってしまいました。
さて、表題の件ですが、JRA-VANで今春からニュースコーナーで掲載されていた僕のコラムが、ようやく本コーナーに移動しました!
スマホ、携帯でご覧いただいている方はトップページにリニューアルの案内が出ていたのでお気付きの方も多いと思われますが、パソコンサイトで普通にニュースコーナーをご覧になってくださっていた方の中には、先週末から突然掲載されなくなったので、「ひっそり終了したんじゃないか」と思われた方もいらっしゃった様ですが、こういう事情だったんです。
本コーナー昇格に伴い、週末の推奨馬も掲載されるようになりましたが、なにぶん木曜日に出稿しなければならず、枠順はもちろん、人気が全くわからないのが辛いところ。先週も推奨馬の1頭がきっちり勝ってくれたのですが、単勝1.5倍まで断然人気になるとは思わず、推奨馬選びの難しさを痛感しました。試行錯誤しながら一生懸命やっていきますので、どうか長い目で見守っていただけると幸いです(^_^;)
左の画像は天皇賞前日のアルテミスSの購入馬券。普通の馬場なら自信はあったんですが、もう雨も降り出しており、本来はこんな額を入れてはいけないレース。ただ、翌日の天皇賞デーは大雨予報が出ていてプライベートではほとんど馬券を買えない馬場になることが分かっていたので、何とか土曜日のうちに勝ちたいというちょっと自分本位の買い方になってしまいました。
結果は石橋脩騎手が、馬を信頼して落ち着いた好騎乗をしてくれたおかげもあって快勝。締切ギリギリで5.4倍あった単勝が購入後4.9倍、確定オッズ4.4倍には苦笑いでしたが、押さえ馬券の2着付け馬単に、アワやの逃げ粘りを見せたサヤカチャンが入っていないヘボっぷりを考えると、文句ばかりを言ってもいられません。
テレビで予想した翌日の天皇賞は、恥ずかしいくらいの大ハズレ。馬券自体はあの馬場なので当たらなくても仕方ないですが、キタサンブラックが「調子が悪いから無印」というのは全くの見当違いの予想で、信じて馬券を買われた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。あれだけの馬場でもし調子が悪かったとしたら、精神的に折れてしまい、とても勝負にはならなかったはずですからね。
ただ、あの日の芝コースは、「馬群の内を回った馬が例外なくすべてのレースで上位を占めた」こと、「ネオリアリズムやサトノアラジンの大惨敗」から考えても、「実力通りに決まったレース」という見方には大いに異論を唱えたいと思っています。
最後に10月のプライベート重賞馬券は、
スプリンターズS 不参加
サウジアラビアRC ハズレ
毎日王冠 不参加
京都大賞典 不参加
府中牝馬S ハズレ
秋華賞 ハズレ
富士S 不参加
菊花賞 ハズレ
アルテミスS 的中!
スワンS 不参加
天皇賞(秋) 不参加
以上のような結果でした。
凱旋門賞と9月の重賞結果
先週は9月最終日にしてようやく今シーズンの競馬予想TV初出演。当初は16日が自分のシーズン開幕になるはずでしたが、原因不明の感染症で急遽の出走取り消しになってしまいました。代わっていただいた井内さんはもちろん、スタッフの皆様や、何より楽しみにしてくださっていた視聴者の方には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
スプリンターズSは◎→○→▲で的中も、レッドファルクスとの相性の悪さにビビッて、本来なら無印にすべきだったメラグラーナやダンスディレクターを買ってしまったために3連系には手も出せずショボイ勝ちになってしまいました。ねらい目の方は太宰騎手が完璧な騎乗をしてくれたものの、勝ち馬に速いペースで逃げ切られては仕方なし。まあ病み上がりの緒戦から週間収支をプラスで終われたので、良しとしましょう。
さて、凱旋門賞ですが、ねらい目コーナーでも「当てるだけなら簡単そうだけど」とボソッとつぶやいた通り、今年は上位人気馬(サトノダイヤモンドは除く笑)が相対的に抜けており、堅い決着になると見ていました。
見栄晴さんにはいまだに僕のことを全く理解してもらえていませんが、昔は合田さんの会社が出していた月刊の海外競馬のレースビデオ「レーシングワールド・ビデオマガジン日本語版」を定期購読していたくらいで、今も海外競馬には興味を持って見ています。
結局購入馬券は、エネイブルーユリシーズの馬連ワイド1点勝負!
レースはきっちり先行したエネイブルの真後ろにユリシーズがつける思った通りの展開に。直線に向いてエネイブルが抜け、ユリシーズがそのコースを通って2番手に上がった時点で「デキた!」と勝利を確信しましたが、ユリシーズの後ろで虎視眈々と脚を溜めていたクロスオブスターズに屈して1着3着に。ただ、本当に思い描いた通りのレースをしてくれた結果だけに清々しい気持ちでいっぱいで、プラス500円でもとても興奮させてもらいました。
しかし改めてレースを振り返ると、18頭立てながら馬群が密集して左右の位置関係も馬がほぼぶつかるような距離で進み、ほとんどの馬がきっちり真っ直ぐ走る(走らせる)レースは日本の競馬ではまずお目にかかれない見応えタップリのレース。
断然人気にも動じず横綱相撲の競馬で圧勝したデットーリ騎手はもちろん、2着のクローリー騎手と3着のバルザローナ騎手は共に直線に向いて前が壁のままでも慌てず騒がず、エネイブルの後ろで変な斜行もせず、冷静に開いてから追い出す綺麗な騎乗ぶり。これも日本の競馬ではめったに見られないレベルの高い騎乗技術でした。
あと、大事なことをもう一つ。今年も枠番でいうと2→3→1で決まり、なおかつ真ん中より前で競馬した馬のワンツースリー決着。ハープスター、ジャスタウェイ、ゴールドシップが揃って惨敗した2014年はロンシャン競馬場でしたが、当時も勝ったトレヴ以下、上位はすべて好位で競馬した馬での決着。日本から遠征した3頭は、すべて真ん中より後ろからの競馬でした。その時から常々思っていることですが、高低差が10mもあるロンシャンやシャンティイ競馬場ですら、多頭数のスロー競馬では前に行く馬が断然有利という事実。日本馬といえば、昔はスタートが速くてヨーロッパに行けば必ず先行できるのが強みで、その代表例がエルコンドルパサーといってもいいでしょう。しかし近年は、スローペースでも抑える競馬を強いる陣営、騎手が増えており、アドバンテージのあったスタートの速さですら、ヨーロッパの馬と同じような出になって来ている始末。日本の競馬場といえば、最大の高低差がある中山競馬場ですらたったの5.3m。今年のオールカマーの様に、スローであの縦長馬群で真ん中より後ろで動かない騎手たちは、最早レースに参加していないと言っても過言ではないでしょう。
日本の芝コースは欧州に比べればスケートリンクのようなもので、前に行けば基本的には惰性で粘れるようなコース。なので第一義的な作戦選択は、「先行できればできる限り先行する」になるはずです。
「ただ馬任せに進むとバテて競馬にならないから前半は抑えて力を温存しなければならない」というのは、高低差45mのエプソム競馬場のような場所でのみ通用するセオリーなのです。
長くなってしまいましたが、馬は一流、調教師二流(比較対象が少ないのでかなり甘目)、騎手三流のJRAの競馬が、いつかすべての面で一流になることを願って止みません。
9月のプライベート重賞結果は
札幌2歳S ハズレ(◎ロックディスタウン1着も2着ファストアプローチ無印)
新潟記念 的中!
小倉2歳S ハズレ(◎バーニングペスカ3着も2着アイアンクロー無印)
紫苑S 不参加
京成杯AH ハズレ
セントウルS ハズレ(◎ダンスディレクター3着も3連単、馬連のみ購入)
ローズS ハズレ
セントライト記念 不参加
オールカマー ハズレ
神戸新聞杯 不参加
シリウスS 不参加
以上のような結果でした。
タツゴウゲキと8月の重賞結果
画像は先週の新潟記念の買い目ですが、◎はタツゴウゲキ。七夕賞で初めて本命にするも「防げるドン詰まり」で勝てるレースを落としたのは痛かったですが、前走の小倉記念は怒りの◎できっちりリベンジ。着差こそハナ差と辛勝でしたが、JRA-VANの風情報でも書かせていただいた通り、タツゴウゲキとサンマルティンはハンデG3としてはかなり高いパフォーマンスでした。
今回は斤量2キロ増の54キロを想定していましたが、さらに1キロ加算の55キロ。ただ相手関係と追い切り、オッズを見て、今回も◎で大丈夫という結論に至りました。
レースは、テンから出して行って早め先頭という馬場の荒れ始めた新潟外回りではご法度ともいえるかなり強引な騎乗ぶりで、4角ではハズレを覚悟しましたが、結局600m以上ある長い新潟の直線を先頭のまま押し切る着差以上に強い競馬。ただ、日曜日の主場メインレースにして重賞ながら、締め切り直前まで14倍以上で推移していた単勝オッズがまさかの12倍に。最低でも17万以上になるように買っていたのですが…。最近の競馬はイス取りゲームの椅子がどんどん減らされていくような感じで、上手い人同士が減っていく椅子を取り合うという厳しい状況になって来ているのを痛感します。
8月のプライベート重賞結果は
レパードS 不参加
小倉記念 的中!
エルムS 不参加
関屋記念 ハズレ
札幌記念 不参加
北九州記念 ハズレ
キーンランドC 遊び参加でハズレ
新潟2歳S 的中もちょいプラス
以上のような結果でした。
第20シーズンも出演が決まりました!
ご報告が遅くなりましたが、8月末に競馬予想TVの出演継続が正式に決まりました。
前シーズンのタイトル表彰時のスピーチ時にも番組内でそれとなく引退を示唆していましたが、実は自分の中では本気で辞めるつもりだったのは事実。その大きな理由としては時間面と体力面の問題でした。
土曜日の夜にお台場に行って2時間の本番をこなすだけなら簡単ですが、テレビ出演週はフリップ原稿作成はもちろん、普段以上に細かいデータを調べたり、調教も通常週以上に詳細分析をしていますので、準備にかなりの時間を割かなければなりません。それでも土曜日の朝10時前には嫌でも中央競馬が始まりますので、そちらを疎かにすることもできず、結果的に金曜~土曜はほぼ寝る時間が取れない状態になってしまいます。30代までは徹夜も全然大丈夫でしたが、最近は体力的にかなりキツくなっており、「馬券師=アスリート」を持論にしている自分としては、寝不足での思考能力低下と体力低下によってプライベート馬券での買い方等のミスも増えており、瞬間的な判断力にも影響が出て来てしまっていました。
加えて今は以前より株式投資に割く時間が増えているのにもかかわらず、平日の競馬分析に割く時間も全く減らせていないので、自由に使える時間が大幅に無くなっている現状です。
競馬予想TVでは、サマーシリーズを含む全タイトル獲得に加えて同一シーズン3冠も獲れましたし、最後の目標となっていた通算回収率100%超えも達成できたので、そういう面も含めて先シーズン限りで辞めるのがちょうどいい区切りかなと思っていました。
ただ、お世話になっている番組プロデューサーさんとこの夏に話し合いをした際に、僕のことをきちんと評価してくれているのも理解できましたし、近年は街中で声をかけてくださる方もすごく多くて、応援してくださる方がたくさんいるのも感じていましたので、もう少し頑張ってみようと思って今回の決断に至りました。
元々、他の競馬関係の仕事のオファーは、申し訳ないと思いつつもほとんど断って出続けさせていただいている愛着のある仕事でもありますし、共演者の方々やスタッフの皆さんもとてもいい人で、現場は常に楽しくやらせてもらっているので、老体にムチ打ってこれからも頑張らせていただきます!
ということで競馬予想TV視聴者の皆様、9月からもよろしくお願い致します!
ツイてる一日(^^♪
1週間遅れの話で恐縮ですが、表題は8月6日の競馬のこと。
最初のラッキーは新潟5Rの新馬戦で、◎ロックディスタウンは自信の本命。ただ新馬戦では単勝5倍以下の馬を軸にはしないと決めているので、5倍以上ついていればいいなーと思いながらオッズを見たら、なんと単勝13倍台。これなら単勝と、馬単2着付けの馬券も本線にできると喜んで買ったところ、ロックディスタウンは5番で自分の見ていたオッズは相手候補の4番タイムフライヤー絡みの物だったのです(゜o゜)しかし買ってしまったものは仕方ないし、いつも通り締切時間ギリギリでの購入なので、当然買い足しもできずそのままあきらめ気味の心境でレースを見ることに…。結果はといえばタイムフライヤーが内から伸びてきてくれて2着に入り、望外の勝ちレースに!
2番目のラッキーは新潟10Rの千直レース。ウランゲルとレッドラウダの2頭軸で間違いないと思い、買い目をいじっているうちにまさかの締切アウト!これも憂鬱な気分で見ていたら、何と買いたい2頭は見せ場もなく馬群に沈むカスリもしないハズレで命拾い。
そして最後のラッキーは、ご存知小倉メインの小倉記念。◎タツゴウゲキは七夕賞で勝ち損ねた挙句、当時は単勝13倍台だった馬が5倍台前半でプライベートでは買う気が無かったんですが、7Rでデムーロ騎手が落馬してタツゴウゲキは秋山騎手へ乗り替わり。そして5倍そこそこだった単勝オッズが、14時過ぎから徐々に上がり始めて15時半には7倍台に! 数年前までは秋山騎手は上手いし好きなジョッキーの一人だったんですが、近年は不可解な無気力騎乗が散見されていたので、すっかり嫌いな騎手になっていました。ただ、今回の騎乗経緯で無気力騎乗をするとは考えられず、技術力には何の問題もない騎手なので、ある程度自信を持って馬券を購入。結果は4角で若干待たされるロスこそあったものの、ほぼ完璧な騎乗ぶり。リアルタイムでは勝っているかは全くわかりませんでしたが、今日の自分の流れからするとおそらく勝っているだろうと思いながらスロー映像を見ると、首の上げ下げのタイミングできっちりハナ差出ていました!
とはいえこの着差での勝ちはラッキー以外の何物でもなく、かなりの運を消費した一日でした(笑)
とりあえずデムーロ騎手、酒井学騎手ともに大したケガなく今週末も騎乗してくれていたのでよかったです。
競馬予想TVサマーシリーズも暫定トップで終了していましたが、アッサリ高柳さんに逆転されて終了。元々あの数字では優勝までは厳しいと思っていましたが、やはり先週で運を使い果たした感じですね(^_^;)
来シーズン以降の出演はまだ確定していませんが、どんな形かはともかく、90%以上は出演続行になりそうですので、正式決定したらまたお知らせします!
実は新馬戦も買うんですよ!
自分は能力予想をベースとしていることもあり、長らく新馬戦は馬券購入の対象外だったんですが、2014年の9月末から購入対象に組み入れました。理由としては実に単純で、調教を的確に分析できているなら、新馬戦でも儲けられるのでは?と思ったからです。
いろいろ試行錯誤しながらではありますが、先週末までの約3年間での新馬回収率は114%。芝に限れば128%で、自分的には好成績と言っていい結果が出ています。全馬の映像が見られれば更に好成績が望めるんですが、トレセンに行く時間は自分には取れないのでこればっかりは仕方ないですね。
左の画像は7/30の新潟6R、勝った馬が「ルリハリ」という名前なのも何かの縁ですので、儲けたお金で「ルリカ」に奮発して吉野家の特盛牛丼でもごちそうしようと思っています(笑)
7月のプライベート重賞馬券は、
ラジオNIKKEI賞 不参加
CBC賞 的中
七夕賞 不参加
プロキオンS 不参加
函館記念 ハズレ
函館2歳S ハズレ
中京記念 不参加
クイーンS 不参加
アイビスSD ハズレ
以上のような結果でした。
CBC賞と6月の重賞結果
6月の重賞が1戦0勝で、載せる画像もないのでどうしようかと思っていたところ、今日のCBC賞が当たったのでこれ幸いとさっそく使わせてもらいました。
テレビでは13,000円使って32,060円という何とも中途半端な結果に...
競馬予想TVに出始めてからもう13年以上も経っているんですが、いまだに前日予想というのは大の苦手です。
ましてや馬券の組み立てなんかは当日の天候、馬場、傾向、流れ、直前オッズ等を見て、全体的な構図が頭に浮かんでくるものなので、今日みたいな結果はある程度は仕方ないですね。
ねらい目は前日段階で、◎スターストラックの単勝が5倍以上つくとは夢にも思わず、連勝系のみの馬券で撃沈。
ヨシオが危なかっただけにもったいないレースになってしまいました。
それと、昨日の番組内での亀谷氏とのやりとりについて、どうしても触れておかなければならないことが一つ。
確かに丸田騎手とは何度かお会いしたことはありますが、僕の予想や見解を熱心に聞いてくださる方なら当然わかっていただけると思っていますが、個人的な交友関係の有無で騎手を褒めたりけなしたりすることは断じてありませんので、それだけはくれぐれも誤解無きように。
オーバーに言えば、性格温厚、誰からも好かれて気遣いもできて人間的には素晴らしい人でも、競馬に行って必要以上に消極的だったり、1頭分のスペースに入って来れない人はプロの騎手としては失格だと思っていますし、逆に性格最悪、私生活もメチャクチャで朝まで飲んでそのまま調教に出てくるような騎手だとしても、競馬でしっかり乗ってくれれば全く問題ないと思っています。
昨日の番組で痛烈に批判したM騎手に関しては、大井などの地方に行っても当日の馬場傾向すら確認せず、数年前のジャパンダートダービーでも、一番強い馬に跨りながら伸びない最内を通って来て負けるような○○ジョッキー。騎乗待ちの控室で紅茶を飲みながらゴルフ雑誌を読んでいると公言されている方なので、一刻も早く騎手をお辞めいただいて、大好きなゴルフでプロを目指していただけたらと切に願っております。
金稼ぎの手段としてしか競馬に接していない騎手は、ファンにとっても迷惑なだけですので。
ちなみに6月のプライベート重賞馬券は、
鳴尾記念 不参加
安田記念 不参加
エプソムC 不参加
マーメイドS 不参加
ユニコーンS ハズレ
函館SS 不参加
宝塚記念 不参加(5年連続)笑
以上のような結果でした。
ダービー回顧と5月の重賞結果など
ダービーはメンバーレベルはともかく、天候にも恵まれて絶好の競馬日和。今年も東京競馬場で生観戦してきました。
当日の芝は6Rで大外からの差しが決まったり、スローペースの8R、9Rは前残りで、僕の馬場見立ては内外公平でフェアなイーブン馬場。ただ、前日想定よりは内も悪くないと感じたので、クリンチャーから遊び兼保険馬券を買ってレース観戦に臨みました。
6階から観ていたので、すべての様子が見渡せたのですが、もちろんスタートから注目は18番の本命馬。パドックを何周も見て、歩くのが遅すぎて後ろのキョウヘイに突かれていたのを見ていたので、これはスタートも遅く後ろからになるのは予想していました。
いざスタートすると、アドミラブルはやや出遅れ気味から軽く押し気味に位置を取りに行こうとするも、内に入るスペースはもちろんなく、1角では結局下げる形に。この時点ですでに明らかに騎手の迷いが見られる騎乗でした。ただ位置としてはレイデオロの真後ろと、結果的にライバルをマークする形が取れていました。
2角時点で見た目にも明らかな超スローペース。アドミラブルは向正面で捲ってくれると信じていた僕はこの時点ではまだそこまで心配はしていませんでした。
レースラップが13.3秒となったラスト1600m地点で前のレイデオロのルメール(JRAリーディング2位)が迷わず動き出し、少し前にいたペルシアンナイトの戸崎(JRAリーディング3位)も抜かれた直後に迷わず着いていく展開。ただ、前半のチグハグ騎乗で動揺していたのか、JRAリーディング1位のデムーロはここでなぜか抑えて後方のまま。この時点で最早勝負は決していたといっても過言ではないでしょう。
誰が見ても一番強かったのはアドミラブルだったのは明らかで、音無調教師が苦言を呈するのも無理からぬこと。ただ、完璧な人間というのはいないわけで、競馬と騎乗ミスは切っても切れない関係。それがダービーで一番強い馬に乗ったリーディングジョッキーに起きてしまったというのも、「これが競馬」と割り切るしかないのでしょう。
しかし、残念だったのはデムーロ騎手が自分のミスを認めず、枠順や展開のせいにしていたこと。18番を気にしすぎてスタート直後、中途半端に出して行ったのも自身の迷いとミスであり、向正面で捲らなかったのは致命的な大ミス。それを「スローペースはわかっていたけど、あそこで動いていったらペルシアンナイトの外になってしまうので動けませんでした」と語っていましたが、パトロールビデオを見ると、まくっていけば3角回る時にはペルシアンナイトの横、内から3 頭目の位置が取れたのに、結果的にはまくらずに後方のままになってしまった上に、3角回る時は5頭分外を回らされる始末。ここまでめちゃくちゃな乗り方をしてしまったのですから、一言、「ゴメンナサイ、下手に乗っちゃいました」と言ってくれれば少なくとも自分的にはスッキリとした気持ちでダービーを締めくくれたのですが。
ちょっと厳しい言い方になりますが、これが世界では通用せず、「JRAのトップジョッキー」にしかなれなかった人の器かもしれません。ちなみに弟のクリスチャンは、今や完全にヨーロッパのトップジョッキー。世界の競馬ファン、関係者に「デムーロ」といえば、クリスチャンというのが常識です。
ダービーウイークの馬券は、土日で20レース参加して的中したのは左の画像の1レースのみ。これを獲って土日でプラス6100円(笑)これが当たっていなければ、50万近くの大負けでした(^_^;)
5月のプライベート重賞馬券は、
京都新聞杯 ハズレ
新潟大賞典 不参加
NHKマイルC 的中!
京王杯SC 不参加
ヴィクトリアM ハズレ
平安S ハズレ
オークス 不参加
ダービー 遊び参加でハズレ
目黒記念 不参加
以上のような結果でした。
ダービーも終わって、競馬予想TVのねらい目もようやくの初当たり!
月も変わってツキも変わることを祈って、6月は頑張ります!!
アンビリーバボー!!!
ダービー後のハシゴ飲みから、インディ500のテレビ中継の始まる日付が変わるくらいにちょうど帰宅。
睡眠不足で疲れも溜まっていましたが、もちろん佐藤琢磨選手がアンドレッティという大チームに移籍しての初インディに加えて、アロンソがF1のモナコGPを休んでまでスポット参戦ということもあって、日曜日はダービーより実はこっちの方が楽しみだったといっても過言ではありませんでした(^_^;)
それにしても眠気も吹き飛ぶようなシビれるレース展開で、まさかの日本人初優勝!! 正直、自分が生きているうちにインディ500を日本人が勝つなんて想像もしていなかったし、夢のような瞬間で本当に感動しました!!!
例えるなら錦織選手が4大大会を勝つとか、松山選手が海外メジャーを勝つのと同じくらいの偉業だと思うんですが、日本での報道の小ささにはちょっとだけガッカリ(-_-;)
ただ、個人的にはダービーのモヤモヤ感を吹き飛ばしてくれた忘れられない日になりました!
佐藤琢磨選手&ホンダ&アンドレッティオートスポーツはもちろん、日本人のモータースポーツファンの皆様、本当におめでとうございました\(^o^)/
アエロリットがやってくれました!!
アエロリットという馬、実は僕が尊敬、敬愛する大好きなカメラマンのTさんが初めて一口持った馬で、Tさんを慕うみんながデビュー前から応援していた特別な馬だったんです。
新馬勝ちの指数も高く、「俺はマジで桜花賞まで見てますよ」なんてTさんに言ったりしてたんですが、2戦目が楽勝のはずのメンバーでまさかの敗戦。フェアリーSも指数上げたとはいえ、阪神JFには程遠い指数で、前向きな気性もあって「将来スプリンターズSとかですね」と早くも桜花賞はあきらめモード。しかしクイーンCでかかりながらも強い競馬で2着。これは左回りなら結構強いぞと再度期待がふくらみかけました。ただ、今年の牝馬のレベルを考えると右回りの桜花賞は厳しい戦いになると見ていましたが、結果は勝ち馬から僅差の5着。NHKマイルできっちり仕上げてくれれば、正直負けられないと思っていました。16番枠には一瞬たじろぎましたが、力関係、最終追い切り、馬体重まで見て、多少のロスがあってもほぼ勝てるはずと自信の単勝勝負(ちなみに馬連はソラ使って負けた時の保険です)。
そして結果はといえば、外々回ってかかりながら早め先頭という、普通の馬ならボロ負けしてもおかしくないような競馬で圧勝してくれました!
Tさん、本当におめでとうございます!!
これからも無事に走り続けてくれることを祈って、みんなでアエロリットを見続けられたら幸せです。
今日は美味しいお酒が飲めそうです(^^♪
たまには本業の話題も(笑)
先々週から格闘していた戦いが、5月3日水曜日の午前5時半についに終わりました。
今は日経225先物ラージ(わからなくて興味のある方はぜひ検索してみてください)を中心にトレードしているんですが、ここ10日くらいの日経平均の1000円超の上げをモロに喰らう形で売り玉を踏みあげられて大負け。
画像の口座はマイナス927万ですが、別口座で220万負け決済分があるので、合計マイナス約1150万!
今年の儲けの9割を吹っ飛ばしてしまいました(T_T)
フランス大統領選後の意外高は仕方ないとして、その後は欧米株は落ち着いた動きだったのに、日本株だけ謎の連騰で爆上げ。このまま行くと、ドル円113円台で日経平均20000円の大台に乗せそうな勢いで、これはちょっと読めません。相場の動きは競馬と同じで時に想定外の結果になることも理解しての結果だけに悔いはありませんが、2週間弱での1000万オーバー負けは痛すぎました。
今後はいかに大負けを防ぐかの対策を徹底して、また来週から出直しです。
天皇賞と4月の重賞結果
天皇賞はほとんど買う気が無かったんですが、午前中に3連勝で結構勝てたので気分良くいける日だと思いきや、その後は騎乗ミスなどで9連敗して熱くなってしまい、たいしたリターンも見込めないのに10万も買う暴挙に。しかも過去の法則(2強オッズ時は片方しか馬券にならない)を信じてシャケトラとアルバートから2頭にぶつけるヘボ馬券を買ってしまいました。最終をきっちり獲ってそこそこの勝ちで終われたものの、イマイチ集中しきれていないですね。
月も変わって5月からはしっかり引き締めていきます!
4月のプライベート重賞結果は、
ダービー卿CT 不参加
大阪杯 不参加
ニュージーランドT ハズレ
阪神牝馬S 不参加
桜花賞 ハズレ
アンタレスS 遊び参加でハズレ
皐月賞 ハズレ
福島牝馬S 的中!
フローラS ハズレ
マイラーズC 不参加
青葉賞 的中!
天皇賞 左の画像の通り
以上のような結果でした。
後半でようやくいい当たりが出て来ましたが、いずれも土曜なのが微妙なところ。GⅠの連敗は続いています(+_+)
珍しく告知です
超有名競馬データベースソフトのTARGETなどで使われている方も多い、JRAのデータサイト、「JRA-VAN」の「私の競馬はちょっと新しい」のコーナーで、僕のインタビュー記事が掲載されていますので、よろしければご一読を!
藤田菜七子騎手→武豊騎手→小林弘明と並びもかなりヤバいです!しかも写真が載るということで、髪を切って少しでも小奇麗な格好でと思ったのですが、市丸社長がそのヒマを与えてくれませんでした(笑)そして、内容もかなりマニアックですのでご承知おきください(笑)
それに合わせて、たぶん金曜日からだと思うんですが、「先週の風」という連載がJRA-VANで始まりますので、そちらもよろしければぜひ読んでみてください!
大阪杯と3月の重賞結果などもろもろ
大阪杯は◎キタサンは当然として、○マカヒキ、▲サクラは結果的に恥ずかし予想になってしまいました。テレビで皆さんに噛みついたペースの話にしても、最初が向かい風だったとはいえ、前半1000m59.6秒、後半1000m59.3秒とレースラップですら後傾では、お門違いのイチャモンでしたね。完敗もいいとこです。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
ただ、本来は競馬予想TVでも話した通り、レースの流れなど関係なく今年の飛躍を期待しているヤマカツエースと、安定のキタサンブラックの馬連1点にぶち込めたレースなんですが、これも番組で言った通りヤマカツが昨年の12月のデキになく、太目残り継続では強く推せず。馬のみならず、予想家の運命も厩舎、騎手などに左右されてしまうのが競馬の悲しくて理不尽なところ。
ねらい目は5000円勝負(この金額は自分自身で決めている最低限のマナーです)を続けているのですが、今日もかすりもしない大ハズレ。一つ当たったら流れが変わると思って耐えているんですが、いつになったらトンネルを抜けれるのやら。
伏竜Sは、実はテレビ出演時間までには予想が間に合わず、まだメンバーも見てない状態だったんです。
帰宅してじっくり予想してみたら、なかなか面白そうなレース。あまり気の無かった人気馬2頭の取り消しは配当的に結構痛かったですが、それでもご覧の通りきっちり獲り切れました。こういうのがねらい目に出来ないところが今の番組での僕の運気なんでしょうね。
3月のプライベート重賞結果は、
オーシャンS ハズレ
チューリップ賞 ハズレ
弥生賞 ハズレ
金鯱賞 ハズレ
中山牝馬S 不参加
フィリーズR 不参加
ファルコンS 的中!
スプリングS ハズレ
阪神大賞典 不参加
フラワーC ハズレ
日経賞 ハズレ
毎日杯 ハズレ
マーチS ハズレ
高松宮記念 不参加
以上の様な結果でした。
10戦1勝なので、収支はもちろん大幅マイナスです(笑)